はじめまして。画家の Orca です。
このサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
私はこれまで、人物・動物・静物・ファンタジーといった様々なモチーフを通して、「見た瞬間に静寂が訪れ、心がほどけるような絵」をテーマに制作を続けてきました。
忙しい日々の中で、ふと立ち止まる時間。
言葉にできない“空気”や“気配”を感じる一瞬。
そんな時間を、絵を通してそっと届けられたらーー
そんな思いで筆を取り続けています。
Orca の絵が目の前にあるとき、それは時間そのものが少しやわらかくなるような、呼吸のように静かな余韻を残す存在でありたいと考えています。
経歴
- 鹿児島県出身
- 2023年 画家・作家活動を開始

「絵」との出合い
絵を描くようになったきっかけ
私は、子どもが遊ぶ場所も特別に整っているわけではない、静かな田舎で育ちました。
幼い頃から絵を描くことが好きで、チラシの裏紙を見つけては、何かを描いていた記憶があります。
最初に手にした画材は、特別なものではなく、ごく普通の鉛筆でした。
小学校に入学し、教材セットに入っていた色鉛筆を使うようになったことで、色を使って表現する楽しさを少しずつ知っていきました。
当時は画材屋もなく、インターネットで簡単に道具を手に入れられる時代でもありませんでした。
身の回りにあったものを使いながら描くうちに、それらが自然と自分の手になじんでいったのだと思います。
5歳の頃に出会った特撮作品、とくに”ウルトラマンティガ”は、現在の制作にも大きな影響を与えています。
映像や音楽、光の演出に強い衝撃を受け、この体験が、作品における「光」や「演出的要素」の原点になっていると感じています。

私の絵のスタイルについて
制作において私が大切にしているのは、「モチーフの中に生まれるエフェクト」です。
対象そのものではなく、そこに生じる揺らぎや気配、目には見えにくい現象に意識を向けながら画面を構成しています。
たとえば水を描く際も、水そのものより、泡の動きや光の反射、流れによって生まれる揺らぎを重視しています。一枚の写真を切り取るような感覚で、瞬間の印象をすくい取るように描いています。
また、私は額縁を「窓」と捉えています。
作品を覗くための窓であると同時に、向こう側からも見返されているような感覚を意識しながら制作しています。
特撮的な要素を取り入れつつ、人や動物、都市伝説、信仰や畏怖が交差する場所など、さまざまなモチーフを融合させています。
命を懸けて誰かを守る存在に惹かれ、そこに宿る祈りや覚悟の強さも、表現の源となっています。

絵に込めている想い
私が絵を描くうえで大切にしているのは、その人の人生の中に、静かに残り続ける一枚であることです。
特撮作品に出会ったことは、作家としての私の芯になっているのかもしれません。
けれど、原点はあくまで原点。
私はこれからも、あのとき心を震わせた“光”の背中を追いながら、少しずつ、自分なりの表現を深めていきたいと思っています。

